テールランプのメッキ部分が気になる。
メッキ部分を減らしたいから、どうにかできないかな…。
ハスラーの純正テールランプは内側にメッキ部分があって、そこを見えなくしたいと思ってました。
そこで、カスタムできないか調べてみました。
テールランプを分解、メッキ部分を塗装
- DIYでは難しい。(壊れる恐れ)
- ショップに頼んだ場合、防水保証が半年から1年程度
フィルムを貼る、または塗装
- 車検に通るか明確にわからず、グレーな感じ。(フィルムや塗装の濃さ、塗ったり貼っていい範囲)
このような問題点や、不明な点がありカスタムに踏み切れませんでした。(自分が調べきれてないだけで、きちんとカスタムしていただけるショップもあるかもしれません)
そう思ってたら、ダムドさんからテールランプのパーツが出ました。
- メッキ部分が隠れる
- 車検対応品
- 未塗装樹脂に似たカラー
まさに自分の求めていたものです!
まあまあの、お値段でしたが発売当日にポチってしましました。
HUSTLER CARABINA SUZUKI | エアロパーツ、ドレスアップのダムド
こちらの「テールランプガーニッシュ」というパーツです。
価格は公式サイトからの購入で送料込み33550円でした。(2023.2.21注文時 : 自分で取り付けの場合)
取り付けをショップにお願いしたり、お住まいの地域で送料分が上下する可能性があります。
購入時は、ご自身で確認を必ずお願いします。
まずは一気に取り付け後の見た目に、いってみましょう!
取り付け方法も書いていますので、そちらも気になる方は、最後までご覧ください。
下のもくじから、読みたいページにとべます。
テールランプガーニッシュのインプレ
テールランプの内側のメッキ部分が、ブラックになり引き締まります。
外側のクリアの部分もブラックに変わると、かなりワイド&ワイルドに見えます。
テールランプガーニッシュの分、わずかにですが厚みが出ています。
ですが、もともとのボディよりはみ出ていないので安心!
斜めの方から見ると、多少のスキマがあり、少し純正のテールランプが見えます。
ここも見えなくなれば最高なのに…。
と思ったけど、これ以上スキマが見えないように広げると
- リアゲートの開閉時に当たる
- 純正テールランプの形と変わってくる
という問題が出てくるから、そこを考えてこの大きさにしたんだと思います。(個人的な見解です)
1番気になってたメッキが隠れる部分!正面から見ると、わずかですがメッキ部分が見えます。
※フィルム、レンズ塗装などを、テールランプの光る部分にに施工した場合
光量がが足りず、車検が通らなくなる恐れが。検査員の裁量によるところもあり、グレーなので、
「この濃さのフィルム、塗装なら車検通る」
というのが難しいとのこと。
なので、ライト類がある部分(メッキの内側の赤とクリアのところ)まで隠してしまうと、車検に通らなくなる可能性がある。
その為、発光部分までは隠してないのではと考えてます。
車検対応品で安心
DAMDさんのyoutubeチャンネル「DAMD CLIP enjoy car life」の 4:56あたりに「車検対応」と出ています。
いざカスタムしてみたら、
- 車検に通らない
- 保安基準に適合していない
せっかく取り付けたパーツをはずすことに…
ってなことになる心配もありません!
横からライトの光が漏れる
これは、Twitterのフォロワーさんに教えていただきました。
横から見た写真ですが赤い光が漏れています。
ウインカーの光が漏れるとは公式サイトには書いてありますが、ライトをつけた状態で常に光が漏れていると、完璧を求める人は気になってしまうかもしれません。
以下、公式サイトから引用させていただいています。
テールランプ内のメッキ部をブラックアウト。
サイド部まで覆う形状により、
ハスラーのリア周りをすっきりシンプルに。
粗目マットブラック塗装でよりワイルドなリアビューへ。
※ パーツの性質上、カバーのサイド部隙間からウィンカーの光が漏れます。
予めご了承の上、ご購入いただきますようお願い申し上げます。
※ 別途送料・お取付業者様でのお取付工賃が発生致します。
※ 沖縄・離島へお届けの場合、送料は着払いとなります。
※ 車両登録前の本パーツの架装はお控えください。
※ お取付後のキャンセル・返品・交換はお受けできかねます。
HUSTLER CARABINA SUZUKI | エアロパーツ、ドレスアップのダムド
スキマに水が入る
テールランプと、テールランプガーニッシュは全面に両面テープがついてるわけではありません。
なので、小さなスキマから水は入ってしまいます。
人力ブロワー(焚き火用の火吹き棒)で吹くと、水が出てきます。
1〜2ヶ月ではそこまで変化はないですが、長い間放置しておくと、汚れが垂れる可能性があります。(黒い縦のスジの汚れ)
洗車の際に、中の水分を飛ばしておくことをオススメします!
反射板や、ホイールのナットの間なんかは、洗車後に拭いてもなかなか水分が取れないんですが、吹くと意外と簡単に取れます。
ブロワーは高いし、音も大きいので気になる…。
そんな方は、百均の「キャンプ用火吹き棒」を買っておくと、洗車の際役立ちます!
自分で準備するもの
テールランプガーニッシュ購入とは別に、自分で準備するものがあります。
ですが、この3つは一緒に入ってて欲しかったなと思います。
- マスキングテープ
- 脱脂するもの
- 使い捨て手袋
マスキングテープ、脱脂するものは必ず必要ですし、皮膚刺激のあるプライマーがあるので、使い捨て手袋も一緒に入っていれば良かったなと。
実際に両面テープ貼り付けのパーツを購入して、これらが入ってるメーカさんもあります。
以下、自分で準備するものを説明していきます。
マスキングテープ(必須)
両面テープの台紙を仮止めする際に必要です。
100均やホームセンターに売っています。
脱脂するもの(必須)
パーツを取り付ける箇所の、油分を取ってきれいにする(脱脂)作業があります。
今回は「シリコンオフ」というものを購入しました。
こちらは、カー用品店やホームセンターにもに売ってあります。
この先あまり使うかわからないので、今回のシリコンオフは「チビ缶」にしました。
これから、「ステッカーをバンバン貼ってくぜ!」とか、貼る前にシリコンオフを使うことがありそうだったら、通常サイズのものを買っておいた方がお得です。
使い捨ての手袋(あれば)
取り付けの際に、PACプライマー(粘着促進剤)というものを使用します。(のちほど、取り付け方法のところで出てきます。)
取扱説明書には「手袋を使用」とは書かれていません。
ですが
- 「皮膚刺激」との注意書きあり
- 他のパーツのプライマーには手袋が付属していた(他メーカー、種類の違うプライマー)
- 手荒れがある
という不安要素があったので、手袋を使用しました。
テールランプのボルトを緩める工具(位置調整が必要な場合)
※この調整作業は必ずあるわけではありません。調整なしでテールランプガーニッシュが取り付くこともあります。
10mmの六角ボルトを外せるソケットドライバーがあればOK。
ですが、そろえれるのであれば上の画像の3点をオススメします。
- ラチェットハンドル
一定方向に力をかけることができ、反対に回すと空回りするので、何回もはずす手間がいりません。
イメージとしては、自転車をこぐ時は力がかけれて、後ろに回すと空回りするという感じです。
- エクステンションバー
これが付いていると手元が広く回しやすく、付いてないと手元が狭くなるので回しにくいです。
- 10mmソケットレンチ
六角ボルト(10mm)を締めるための工具で、ラチェットハンドルに取り付けます。
※今回はあいだに、エクステンションバーを挟みます。
この工具をおススメする理由は3つ
1.自分で電球交換が楽ちん
今回の作業はテールランプのボルトを緩めて調整のみ。
ですが、ボルトをはずしてテールランプ本体を引き抜くと内側から電球交換ができます。
ウインカーやバックランプを変える予定のある人は、工具を揃えておくと便利です。
2. 他のパーツの取り付けにも使える
ナンバープレートのフレームやボルトを変える際にも使えます。後ろ側のナンバーは狭いところにボルトがあるので、そこにも使い勝手が良いです。
マフラーカッター取り付けにもオススメ。
下から潜り込んで、難しい体勢の中、何度も工具を「回した、外して、また回して」の繰り返しは正直キツイです。
↓ 実際にマフラーカッターを取り付けた記事
続きを見る
新型ハスラー【ロッソモデロマフラーカッター】のインプレ、取り付け方法
3. 家具を組み立てたり、日常でも役に立つ
組み立て家具を買ったりした時に付いてくる、小さなスパナや六角レンチ。
もちろん組み立てれますが、意外とこれが小さいので力が入りにくい、しんどいです。
そんな時にラチェットハンドルがあれば、力も入れやすいし、何回も外すことなくボルトやネジが回せます。
製品の内容
- テールランプガーニッシュ本体(左右)
- PAC プライマー N-200(1個)
- ダミーリベット(8個)
以上が購入時に入ってる部品になります。
※ダミーリベットがダブって写ってますが1袋(8個)だけ入っています。
テールランプ本体に取り付く内側の面は、両面テープがすでに貼られた状態で届きます。
水色のマスキングテープをはがしてみると
- LH (左/助手席側)
- RH (右/運転席側)
と、刻印がされて左右がわかるようになってます。
真後ろから見て四隅に窪みがあり、ダミーリベットが取り付けれるようになってます。
外装は「シルバー・メッキ」のものは減らしていこうと思っているので、ダミーリベットはなしにします。
その状態でどう見えるかと気になりましたが暗い時や、離れて見る分にはそんなに目立ちません。
近くでよく見ると窪みがわかるのですが、そんなまじまじ見られるシーンも少ないと思うので、このままいきます。
取り付け方法
仮当て
テールランプガーニッシュをしっかりと押し当てた状態で、テールゲートの開閉してみて干渉してないかを確認します。
左右、両方ともおこなってください。
開閉時に通る場所が、
- スキマが空いている
- 開閉時に当たっていない
これを確認しておきます。
当たってしまった場合は、純正テールランプの位置を調整します。
純正テールランプの調整(当たってしまう場合のみ)
テールランプガーニッシュと、テールゲートが当たる場合には
テールランプのここのボルトを緩めると、調整できます。
ボルトを緩めると、上下に多少動くので当たらない位置に調整して、ボルトを締めて固定します。
ここのボルトを外すには
先程の工具を使って、ボルトを緩めていきます。
わかりやすくボルトをはずした状態で上下に動かしてみました。
穴位置を見てみると、テールランプ本体が(上下に)動いて調整ができるのがわかります。
全部、ボルトをはずさなくても、緩めると上下に動きます。
調整したら、ボルトを締めなおし
再度「仮当て」をして当たらないかを確認します。
両面テープを半分はがしておく。
説明書の手順とは前後しますが、室内と駐車場の行き来が面倒だったので、先にこちらの作業をしました。
この両面テープをはがす作業は室内の安定したところでやりましょう!
なぜなら
- 不安定なとこだと落としやすい
- 砂利やアスファルトに落とすとキズがつきやすい
リアゲートを開けて、座って作業してたら、手からポロっと…
想像するだけで恐ろしいです!
こうならないように、室内の安定したところでやりましょう。
テールランプガーニッシュ内側に貼られている、両面テープをはがします。
はがした方の端を表側にマスキングテープで固定します。
上の図のように半分はがしておくのですが、上下と横の長い箇所は両面テープが1本になっています。
このままでは説明書と違ってきますので、黄色い台紙を少し浮かせて、ハサミで切っておきましょう。
台紙をはがして、固定する際にマスキングテープが必要です。
28個(片側14個ずつ)、先に切っておいて端を折っておくと、後で作業がスムーズに!
(画像左)両面テープの黄色い台紙を半分はがして、外側に折ります。
(画像右)外側に出した台紙は、マスキングテープで留めておきましょう。
この時にマスキングテープに引っ張る方向を書いておくと、失敗しにくいです!
はがす時に、逆に引っ張ったり、無理にはがすと黄色い台紙が千切れる可能性があります。
僕は1ヶ所、千切ってしまいました。泣
そうならない為にも、引っ張る方向を矢印で書いておくことをオススメします!
脱脂
テールランプの両面テープが取り付く緑の箇所を、脱脂(油分を取りキレイにする)していきます。
シリコンオフを布に染み込ませ、拭いていきましょう。
左右両側のテールランプを脱脂しておきます。
プライマーを塗る
赤い袋に入っているものがプライマーです。
手袋を付けて、プライマーを袋から取り出します。
先ほど脱脂した部分(両面テープが取り付く場所)にプライマーを塗っていきます。
こちらも左右両側のテールランプに塗っておきましょう。
はみ出してしまった場合は速やかにパーツクリーナーで拭きます!
塗り終わったら10分放置
乾燥させる時間が必要なので、「両面テープを半分はがしておく」作業をしてない場合は、この間にやっておきましょう。
塗り終わったら、プライマーを手に持ったまま、手袋を裏返しながらはずすと
プライマーを直接触らずに捨てることができます。
再度仮当てし、位置を確認
両面テープが半分出てる状態ですが、軽く当てただけならばまた取れるので、やり直しがききます。
再度、仮当てしリアゲートの開閉時に当たらないか確認しておきましょう!
位置が決まったら両面テープをはがす
位置が決まったら、軽く押さえてズレないようにします。
説明書に書いてある順番で、黄色い台紙をはがしていきます。
- 片方の手ではがしていく
- もう片方の手でテールランプガーニッシュが落ちないように支えておきましょう。
両面テープ貼られてる方向と並行になるように引っ張るとはがしやすいです。
※悪い例
慣れてきて、ホイホイはずしてたら黄色い台紙が千切れてしまいました。
幸い毛抜きで取れたので良かったです。
こうならないように一つ一つ丁寧に取っていきましょう!
全てはがしたら押さえる
両面テープが貼ってある場所を押して、しっかり圧着していきます。
ダミーリベットの取り付け
テールランプガーニッシュの四隅に窪みがあります。
ここを脱脂して、ダミーリベットの両面テープ(裏の赤い台紙)をはがして貼り付けます。
今回、僕はダミーリベットは取り付けていないので、画像はありません。
以上で、作業完了!
お疲れさまです。
他のカスタムも見たい方はこちら
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【新型ハスラー】カスタムまとめ(MR52S : 外装・内装)
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まとめ
リアの印象がガラリと変わって、引き締まること間違いなしです!
前にハスラーが走ってると、ついつい付いて行きたくなっちゃうんですが、カスタムなんかしてたら、なおさらに。笑
ダミーリベットのみ塗るなんてのも!ボディカラーに合わせてアクセントをつけてみたり。
後付けできるので付けないというのもOK
カスタムの選択肢、幅が広がるのはめちゃくちゃ楽しいです。この辺りはDAMDさん、流石だなと思います!
すべてのカラーに未塗装樹脂の部分があるので、どのカラーでも合わせやすいので、おススメです!
良い、ハスライフを!