新型ハスラー 自動車

5度が分かれ目【マイルドハイブリッドと気温の関係】モーターアシスト〈新型ハスラー〉

sanchin

寒くなってくると、モーターアシストしなくなることが多いな。

なんでだろ??

と思ってたら、X(旧Twitter)でもそんな投稿がありました。

どんだけ寒くなると作動しなくなるの?

車に関してはは素人ですが、何かわからないかと調べてみました!

  • 充電
  • モーターアシスト
  • 急速充電
  • アイドリングストップ

この4つを調べてみて、気温との関係がわかりました!

計測した車種は2代目ハスラー

  • MC前モデル
  • MR52S
  • 2WD
  • ターボ

での計測です。

車種以外にも

  • 走り方(急加速、ゆっくり加速)
  • 道路の状況(渋滞でノロノロ、空いててスイスイ)

など、乗る人や環境によって変わる可能性があるので、ご注意ください。

下のもくじから、読みたいページにとべます。

結論 : 気温5度が分かれ目!!

気温の計測方法

気温はハスラー液晶の温度での計測です。

ここは外気温の表示となっています。

HUSTLER取扱説明書(ページ.4-14.4-20 参照)

しかし、温度センサーの場所は調べてみたのですが不明でした。

調べようにもバンパー外したり、分解する技術がないのと、そもそも温度センサーがどんな形なのかわかりません。

しかし

  • 場所は一定
  • 外気温が表示されている

ということで、問題ないと判断し計測しました。

気温とマイルドハイブリッドの関係

マイルドハイブリッド(上の3つの項目)

  • 充電
  • モーターアシスト
  • 急速充電
  • アイドリングストップ

と気温の関係をグラフにしてみました。

※アイドリングストップは、マイルドハイブリッドとは違いますが、計測したので一応載せておきます。

下のグラフを見てみると、寒くなると作動が遅くなってきてます。

およそ5℃が分かれ目となってます。

気温(℃)が寒いと(横軸、左側)

時間(分)がかかります(縦軸、上側)

スマホでは見にくいかもしれないので、拡大してみてください。

急速充電は怪しいですが、他の3項目については5℃を境目に作動するまで時間がかかるような結果となりました。

計測条件

同じ条件で計測しないと意味がない。

しかし! 寒い時期なので、暖房なしはキツすぎる…。

なので、シートヒーターのみ付けました。

シートヒーターのみの理由は、のちほど書いていきます。

条件として

  • シートヒーター ON
  • エアコン、送風ともに OFF
  • アイドリング1分してから走り出す
  • 通勤のみで計測

としました。

シートヒーター、エアコン、送風、アイドリングに関しては毎回同じ設定で問題ありません。

通勤のみで計測した理由は、エンジンルーム内の温度が関係してるからです。

※この温度に関しては次の「作動条件」の項目に記載しています。

同じ気温1℃だとしても、さっきまで走ってた車と、たった今エンジンをかけた車では温まり具合に差がある。

そこの差を無くすために、通勤のみ(次の走行まで約8時間以上開けた状態)で計測しました。

昼休みも、計測してる時はエンジンかけずに毛布で寒さをしのいでました。笑

  • 暖かい日でもエンジンが温まるまで時間がかかる
  • 計測するのに多少は走らないといけない

このことから、5分以内に作動したものは一律5分としました。

  • 通勤時間は35分〜40分

ですが、渋滞で時間がさらに伸びることがあります。

長く走れば作動する可能性は出ますが、計測が同じではなくなると思ったので

30分で作動しない場合は、30分と計測して作動なしとしました。

モーターアシストの作動条件

HUSTLER取扱説明書(5-21参照)

モーターアシストの作動条件は上の画像のようになってます。

赤い部分は、

急加速でエグいほどアクセル踏み込んだりとか、急ブレーキで充電する間もない。

そんな荒い運転でなければ、減速時に自然と充電でき、加速時にアクセルを踏み込めば作動します。

※逆にアクセルをあまり踏み込まずゆっくり過ぎる加速でも、モーターアシストは作動しません。

青枠の部分は、温度に関する条件で

「寒いとこれらの温度も上がりにくいのでは?」

と考え計測してみて、先ほど見たグラフの結果になりました。

調べた経緯と仮説

先ほどの作動条件ですが

僕が通常運転する際に、作動条件の上5つ(赤枠部分)はクリアしているので、ここでは省略します。

気にして欲しいのは下4つ(青枠の部分)!!

バッテリーなどの「温度」に関する項目があります。

ここで仮説を立ててみました。

「エンジン冷却水、CVTフルード、鉛バッテリー」この3つはエンジンルーム内にある。

 ↓

なので、走ってたら勝手に温まるんじゃない?

 ↓

でも、リチウムイオンバッテリーは助手席下

 ↓

暖房を足元ガンガンにすれば、リチウムイオンバッテリー温まる。

 ↓

早くモーターアシストする!

と考えて、

  • 暖房なし
  • 暖房あり(足元のみ)

で違いは出ないか調べるとこにしました!

助手席を持ち上げ、収納を取り外すと、リチウムイオンバッテリーがあります。

「このリチウムイオンバッテリーもエンジンルーム内にあれば、早く温まるんじゃないの??」

って思いましたが、わざわざここに置いてあるのは、何か理由があるのでしょう。

ただ、調べている途中で問題点が2つ。

1つ目は

  • 暖房あり(上向き、上側)
  • 暖房あり(足元)

この2つを比べなければ、足元を温めたら早いとわからない。

2つ目は

そもそも気温が何度から作動しにくくなるかがわからないので、まずは暖房なしの計測が必要。

なので、2022.12月〜2023.3月の計測では、ほとんど暖房なしの計測になりました。

ということで、最初に調べようとしたものとは違いますが今回は

「マイルドハイブリッドと気温の関係性」

という記事を書きました。

今回(2023.11月〜)の計測は、暖房あり(足元のみ)

そこで暖房あり、無しでマイルドハイブリッド作動の関係性を調べます。

その次に

暖房の箇所(上向き、下側)で違いが出るかを計測できればと考えています。

まとめ

今回は、5℃が分かれ目となりました。

ただし、車種によって作動条件やバッテリーの配置、走り方、道路の混み具合など条件が必ずしも同じになるとは限らないので、気をつけてください。

車も人間も、寒いと作動(動き)にくくなるのは一緒ですね。笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

良い、カーライフを!

sanchin

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